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日本国内でフルスペクトラムのCBDは違法|違法な理由を詳しく解説

  • フルスペクトラムのCBDは違法じゃないの?
  • 日本で販売されているフルスペクトラム製品は違法?

あなたは今、こんなことを考えていませんか?

日本国内では、400を超えるブランドからCBD製品が販売されています。CBD単体の製品である「アイソレート」、CBD以外の化合物を含む「ブロードスペクトラム」製品などが販売されている中で、時より見かける「フルスペクトラム」製品。

「フルスペクトラム」と表記されている製品を見た方の中には「日本国内でフルスペクトラム製品は違法じゃないの?」と疑問に思う方もいるはず。

結論からいうと、「フルスペクトラム」製品は日本国内で違法成分であるTHCを含んでいるため、違法です。しかし、日本国内ではCBD製品の表記に関するルールが明確でないため、THCは含まれていないものの、「フルスペクトラム」と表記された製品が販売されていることも事実です。

この記事では、以下3つの内容について理解することができます。

この記事の内容
  1. 日本国内でフルスペクトラムCBDは違法
  2. フルスペクトラム製品が販売されている理由を解説
  3. 日本国内では「ブロードスペクトラム」がおすすめ

上記3つの内容をしっかりと理解することができます。

ぜひ参考にしてみてください。

では解説していきます。

目次

日本国内でフルスペクトラムCBDは「違法」

結論からいうと、日本国内で「フルスペクトラム」のCBD製品は「違法」です。なぜなら、日本国内で違法成分であるTHCが含まれているからです。

「フルスペクトラム」の他に、「アイソレート」「ブロードスペクトラム」の2種類のCBD製品があり、どちらも、違法成分であるTHCが含まれていないことから、日本国内で合法です。

「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」の違いは以下の通りです。

CBD製品比較

アイソレート(合法)ブロードスペクトラム(合法)フルスペクトラム(違法)
CBD
その他カンナビノイド(CBN・CBG等)×
テルペン等×
THC××

「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」には上記の違いがあります。

大麻成分がすべて含まれる製品が「フルスペクトラム」。「フルスペクトラム」から、日本で違法成分であるTHCを除去した製品が「ブロードスペクトラム」。CBDのみ含まれる製品が「アイソレート」です。

含まれる成分に違いがあることで、それぞれ「治療効果」の高さに違いがあります。「治療効果」に違いが出てくる理由として「アントラージュ効果」が深く関係しています。

「アントラージュ効果」とは、「大麻に含まれる化学物質(カンナビノイドやテルペン)を一緒に摂取することで、相乗効果が生まれ、単独で摂取した場合よりも強力な治療効果をもたらす」という考え方です。つまり、大麻に含まれる全ての物質を一緒に摂取できる「フルスペクトラム」が最も治療効果を期待できるということです。

ここまで、以下3つを解説しました。

章のまとめ
  1. 日本国内で「フルスペクトラム」は違法
  2. 「アイソレート」「ブロードスペクトラム」は合法
  3. 「アントラージュ効果」によって治療効果が強力に

しかし、違法であるはずの「フルスペクトラム」と表記された製品が販売されているケースがあります。なぜ、「フルスペクトラム」と表記された製品が販売されているのか、次の章で詳しく解説していきます。

フルスペクトラム製品が販売されている理由を解説

上の章で解説した通り、日本国内では、「フルスペクトラム」と表記された製品が販売されているケースがあります。フルスペクトラム製品が違法と知っている方は、「なぜ、フルスペクトラム製品が販売されているのだろう」と疑問に思うはず。

実際に、CBDブランドのPharmaHemp(ファーマヘンプ)では、THCは含まれていないものの、「フルスペクトラム」と表記し、CBD製品が販売されています。

結論からいうと、日本国内で「フルスペクトラム」製品が販売されている理由は、「CBD製品の表記について明確なルールが決まっていない」からです。つまり、実際はTHCが含まれていない「ブロードスペクトラム」製品ですが、CBD製品の表記についてルールが決まっていないため、「フルスペクトラム」と表記している。ということです。

2022年9月時点では、CBD製品の表記について明確なルールが決まっておらず、各ブランドの判断によって、「ブロードスペクトラム」や「フルスペクトラム」という表記がされています。「フルスペクトラム」という言葉を用いること自体は違法ではありません。そのため、本来THCが含まれており、日本国内で違法であるはずの「フルスペクトラム」という表記がされています。

つまり、日本国内で購入できるCBD製品で「フルスペクトラム」と表記のある製品は、本当にTHCが含まれているわけではなく、製品のイメージを膨らませるための「広告」に過ぎないということです。「フルスペクトラム」と表記された製品でも、THCが含まれていないことが確認できれば、購入しても問題ありません。

ここまで、日本でフルスペクトラム製品が販売されている理由を解説しました。

章のまとめ
  1. CBD製品の表記について明確なルールがない
  2. 「フルスペクトラム」と表記されていても、THCは含まれていない
  3. 「フルスペクトラム」と表記すること自体は、「違法」ではない

CBD製品には「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」の3種類がありますが、おすすめの製品は「ブロードスペクトラム」製品です。次の章で、「ブロードスペクトラム」製品について解説していきます。

日本国内では「ブロードスペクトラム」がおすすめ

CBD製品には「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」の3種類があります。日本国内では、THCを含んだ「フルスペクトラム」製品は違法です。

「アイソレート」と「ブロードスペクトラム(THCを含んでいないフルスペクトラム製品も含む)」のうち、当サイトがおすすめするのは「ブロードスペクトラム」製品です。

ブロードスペクトラム製品がおすすめな理由は、「アントラージュ効果」が期待できるからです。

日本国内でフルスペクトラムCBDは「違法」』の章でも解説したように、「アントラージュ効果」とは「大麻に含まれる化学物質(カンナビノイドやテルペン)を一緒に摂取することで、相乗効果が生まれ、単独で摂取した場合よりも強力な治療効果をもたらす」という考え方です。

つまり、CBD単体の「アイソレート」製品より、CBD以外のカンナビノイド(CBN・CBGなど)やテルペン(香り成分)などが含まれている「ブロードスペクトラム製品」の方が強い効果をもたらすということです。

筆者は、「アイソレート」製品より「ブロードスペクトラム」製品の方がより強い効果をもたらすことを実感しています。睡眠の補助として、初めて試したCBD製品は「アイソレート」製品でしたが、あまり効果を実感することができませんでした。

そこで「ブロードスペクトラム」製品を試したところ、「アイソレート」よりもはっきりとした体感があり、睡眠の補助に非常に効果的でした。

上記のように、CBD製品を試す場合は、「アイソレート」製品よりも「ブロードスペクトラム」製品を試してみることをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

最後に、記事のまとめを解説していきます。

日本国内で違法成分であるTHCを含んだ「フルスペクトラム」製品は違法であることを解説しました。

また、「アイソレート」「ブロードスペクトラム」「フルスペクトラム」の違いについて解説しました。

CBD製品の違い
  1. 日本国内で「フルスペクトラム」は違法
  2. 「アイソレート」「ブロードスペクトラム」は合法
  3. 「アントラージュ効果」によって治療効果が強力に

日本国内で「フルスペクトラム」と表記された製品が販売されている理由を解説しました。

日本で「フルスペクトラム」製品が販売されている理由
  1. CBD製品の表記について明確なルールがない
  2. 「フルスペクトラム」と表記されていても、THCは含まれていない
  3. 「フルスペクトラム」と表記すること自体は、「違法」ではない

最後に、日本国内で購入可能かつ、「アントラージュ効果」が期待できる「ブロードスペクトラム」製品がおすすめであることを解説しました。

以上が記事のまとめです。

この記事が、少しでも参考になったら幸いです。

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