- CBDワックスを使ってみたい
- ワックスって見た目が少し怪しいけど、本当に合法?
- 違法じゃないなら、使ってみたい
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
CBDワックスは数あるCBD製品のひとつ。大麻から取れる成分「CBD」を濃縮させて作られるため、他のCBD製品と比べて濃度が高く、しっかりと効果を体感できるのが特徴です。
CBDワックスに興味があるものの、CBDワックスの見た目から「違法じゃないの?」と疑問に思う方もいるはず。
結論から言うと、CBDワックスは「合法」なCBD製品です。なぜなら、日本国内で販売されているCBDワックスは、日本の法律に沿って作られているからです。
しかし、一部のCBD製品では、違法成分が検出されたとして、販売を停止したケースも。そのため、CBD製品を購入する際は、信頼できるブランドから購入することが重要です。安全なCBDワックスの選び方は、「信頼できるブランドの選び方」で解説しています。
この記事では以下5つの内容を理解することができます。
この記事を読めば、上記5つの内容をしっかりと理解できます。ぜひ最後までご覧ください。
では解説していきます。
CBDワックスは違法?|CBDワックスの安全性を解説
結論からいうと、CBDワックスは日本国内で「合法」です。なぜなら、日本国内で販売されているCBDワックスは輸入の際に違法でないことが確認され、日本の法律に沿って作られているからです。
日本の「大麻取締法」では大麻草の成熟した茎と種子から抽出されたCBDは「合法」です。実際に、厚生労働省の麻薬取締部によって、「成熟した茎と種子から抽出されたCBD」は「大麻」に該当しないことが明記されています。
大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されたCBD(カンナビジオール)を含有する製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当しませんが、当該製品を輸入する前に、麻薬取締部においてその該否を確認しております。
引用:厚労省ホームページ
日本国内で販売されているCBD製品は、全て、海外から輸入したCBDから作られています。そのため、日本で販売されているCBD製品はすべて、輸入の際に厚生労働省の麻薬取締部によって「大麻」に該当しないことが確認されています。
上記のように、日本国内で販売されているCBDワックスは、「大麻」に該当しないことが確認されており、「合法」です。
しかし、輸入する全ての製品を1つずつ確認しているわけではないため、まれに違法成分の「THC」が含まれている製品があります。THCが含まれていた場合、「違法」になる可能性もゼロではありません。CBDワックスに違法成分のTHCが含まれていた場合どうなるのか、次の章で解説していきます。
THCが含まれていた場合、「違法」になる可能性あり
成熟した茎と種子から抽出されたCBDであっても、違法成分のTHCが含まれていた場合は、大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがあることから、違法になる可能性もゼロではありません。
過去には、CBDオイルから違法成分のTHCが検出された事例も。CBDオイルにTHC検出の事例があるため、CBDワックスからもTHCが検出される可能性は十分にあります。
実際に、厚生労働省によって、日本国内で販売されているCBDオイルからTHCが検出されたことが発表されています。
「国内流通したCBD製品の(中略)分析を行ったところ、微量の大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)が検出されました。(中略) THCが検出された上記2製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品であることから、お手元に残っている場合には、最寄りの地方厚生局麻薬取締部、都道府県衛生主管部(局)薬務主管課または保健所宛てにご提出いただきますようお願いいたします。」
引用:厚生労働省
上記のように、CBD製品から違法成分のTHCが含まれていた場合、法律上の「大麻」に該当し、違法になる可能性があります。ただし、現段階では、CBD製品からTHCが検出されても、すぐに「違法」とはならず、保健所などに提出するよう求められるだけとなっています。そのため、過度に、違法になり逮捕される心配をする必要はありません。
すぐに「違法」とはならないものの、違法になる可能性のある製品を避けるためには、信頼できるブランドからCBDワックスを購入することが重要です。次の章では、信頼できるブランドをどう判断するのか、解説していきます。
信頼できるブランドの選び方
信頼できるブランドを見つけるためには、以下2つのポイントが重要です。
第三者機関による成分分析表を公開している
第三者機関による成分分析表を公開しているブランドは、違法成分が含まれている可能性が低く、信頼のできるブランドであると言えます。
通常、成分分析表はブランドのホームページや商品ページにて公開されています。成分分析表が公開されていない場合や、成分分析表が古い場合には、直接問い合わせ、最新の成分分析表を確認しましょう。
問い合わせに対して、しっかりと対応してくれるブランドは、信頼性の高いブランドと言えます。反対に、問い合わせに対して、不誠実・曖昧な対応であった場合は、成分分析表を偽装している可能性があるため、購入を控えることをおすすめします。
以下は、実際のCBDブランド(CHILLAXY)にて掲載されている成分分析表です。
CBDオイルを信頼のできるブランドから購入したいと考えている方は、第三者機関による成分分析表が公開されているかを確認することをおすすめします。
輸入時に「食品等輸入届」が提出されている
輸入時に「食品等輸入届」が提出されているブランドは、正規のルートをたどって輸入しており、信頼度の高いブランドであるといえます。
現在、日本でCBDワックスを製造することは法律上難しいため、海外からの輸入が必要となります。
CBDの原料は「食品」として輸入されることが多く、輸入時に「食品等輸入届」を提出する必要があります。
成分分析表と同様に、ブランドのホームページや商品ページに公開されています。しかし、成分分析表に比べ、ホームページに掲載されていないことが多いのも事実。そのため、「食品等輸入届」を確認したい場合は、直接ショップに問い合わせてみることをおすすめします。
以下は、実際のCBDブランド(CHILLAXY)にて掲載されている食品等輸入届です。
上記のような「食品等輸入届」が提出されているブランドの製品は、正規のルートをたどって輸入しており、信頼のできるブランドであるといえます。「食品等輸入届」を詳しくみると、原材料名が記載されている欄があります。そこで、麻(大麻・ヘンプ)のどの部分が原料として使われているのかを確認することもできます。
以上2つが信頼できるブランドを選ぶポイントです。
次の章では、実際にCBDワックスを選ぶ時に重要なポイントを解説していきます。
CBDワックスの選び方|重要な4つのポイントを解説
つづいて、CBDワックスの選び方についてポイントを解説していきます。
CBDワックス選びの重要なポイントは以下の4つです。
1つずつ解説していきます。
CBDワックスの選び方で重要なポイント1つ目は、「CBDワックスの濃度」です。
CBDワックスは製品によって濃度が異なります。高濃度であるほど、一度に摂取できるCBDの量は増えますが、その分、むせやすくなるため、CBDに慣れていない人は注意が必要です。始めのうちは、比較的濃度の低い製品から試し、徐々に慣らしていくことをおすすめします。
CBDワックスの選び方で重要なポイント2つ目は、「CBDワックスのフレーバー」です。
CBDワックスには、さまざまなフレーバー(味)が展開されており、商品ごとに異なる風味を楽しめます。
例えば、「レモン」など、フルーツ系のフレーバーは、馴染みのある味であることから、CBDワックス初心者の人でも吸いやすいフレーバーになっています。一方で、「OG Kush(OGクッシュ)」といった大麻を再現したフレーバーもあり、本物志向の人に支持されています。
ご自身に合ったフレーバーを見つけることも、CBDワックス選びの醍醐味です。
CBDワックスの選び方で重要なポイント3つ目は、「CBDワックスに含まれる成分」です。
国内で販売されているCBDワックスは、CBDとCBD以外の成分(CBNやCBG、テルペンなど)が含まれている「ブロード・スペクトラム」(違法成分のTHCは除く)と、CBD単体から作られている製品の「アイソレート」に分けられます。
よりしっかりとした効果を求める方は「ブロード・スペクトラム」のワックスがおすすめです。なぜなら、CBDを単体で摂取するよりも、CBD以外の成分(CBNやCBG,テルペンなど)を一緒に摂取することで、それぞれの成分同士が相互の働きを助け合う、「アントラージュ効果」が期待されるからです。
CBDワックスの選び方で重要なポイント4つ目は、「CBDワックスの形状」です。
CBDワックスには、蜂蜜のように粘り気のあるものから、ガラスのような見た目をした固形タイプの製品まで、ブランドによってさまざまです。
初心者の方は、固形タイプのように「硬い」製品では、扱いにくく感じることがあります。そのため、CBDワックス初心者の方は、柔らかめのワックスがおすすめです。
以上4つが、CBDワックス選びで重要なポイントです。
ショップの詳しい人に話を聞いてみるなど、購入前に下調べをしながら自身に合った製品を見つけていくこともCBDワックスを楽しむうえで、重要なポイントです。
ここまで、CBDワックスの選び方と重要なポイントを解説しました。次の章では、CBDワックスを実際に使う前に知っておきたい注意点について解説していきます。
CBDワックスを使う前に知っておきたい3つの注意点
つづいて、CBDワックスを使う前に知っておきたい注意点について、解説していきます。
CBDワックスを使う前に知っておきたい注意点は以下の3つです。
1つずつ解説していきます。
CBDワックスの注意点1つ目は「専用の器具が必要」なことです。
CBDワックスは、ワックス単体で摂取することができません。CBDワックスを摂取する際には、ワックスを気化(ベイプ)するための器具が必要になります。
CBDワックスを摂取するために必要な器具は以下の通りです。
初めてワックスを購入する人は上記の器具を忘れずに購入しましょう。
CBDワックスの注意点2つ目は「効果・適量に個人差がある」ことです。
全てのCBD製品に共通する点ですが、CBDを摂取したことで感じる効果や適量には個人差があります。そのため、特に初めて摂取する製品は、少量ずつ試しながら体感を自身でチェックしていくことで、効果的に、また、安全に楽しむことができます。
筆者はCBDワックスを米粒大くらいすくって、一日数回、摂取しています。CBDを摂取することで、休憩したいときに、リラックス効果を感じています。
上記のように、CBDワックスの効果や適量には個人差があります。自身の適量を理解し、上手にCBDワックスと付き合っていくことをおすすめします。
CBDワックス3つの注意点の3つ目は「稀に副作用がある」ことです。
CBDワックスを摂取することで、以下のような副作用が起こる可能性があります。
上記のような副作用が稀に起こることがあるため、注意が必要です。
筆者もCBDワックスを摂取することで、眠気を感じることがあります。そのため、日中の活動中にはワックスを摂取しないなどのルールを決め、副作用のリスクを軽減できるよう気をつけています。
なお、副作用は、ワックスを少量ずつ試していくことで、症状を最小限に抑えることができます。ワックスの使用に慣れていないユーザーは、少しずつ試すことをおすすめします。
CBDの効果には個人差があるように、副作用にも個人差があります。上記のような症状が出たら、CBDワックスの摂取量を減らしてみるか、摂取を控えることをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に記事のまとめをしていきます。
CBDワックスは、日本国内で「合法」であることを解説しました。しかし、国内で違法成分のTHCが含まれていた場合、違法になる可能性があることを解説しました。
CBDオイルからTHCが検出された前例があるため、CBDワックスからも、THCが検出される可能性があることを解説しましたね。
信頼できるブランドの見つけ方について解説しました。信頼できるブランドかどうか判断する基準に、以下の2つがありましたね。
さらに、CBDワックスの選び方について重要な4つのポイントを解説しました。
最後に、CBDワックスを使う前に知っておきたい3つのポイントについて解説しました。
以上が、記事のまとめです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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