- CBDオイルってどんな効果があるの?
- CBDオイルって本当に安全?
- CBDオイルに効果があるなら使ってみたい
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
麻から抽出された成分「CBD」を含んだCBDオイル。最近では、百貨店や量販店でも販売されていることから、CBDオイルを見かける機会が増えてきています。中には、「CBDオイルが良いって聞いたけど、具体的にどんな効果があるの?」と疑問に思う方も多いはず。
結論からいうと、CBDオイルには以下5つの効果が期待されています。
上記5つの効果が期待されており、身体の不調が気になる方や、毎日を健康に過ごしたい方に愛用されています。
この記事では、以下の内容を理解することができます。
上記3つの内容について、しっかりと理解できます。ぜひ、ご覧になってください。
それでは解説していきます。
CBDオイルに期待されている5つの効果
CBDオイルに期待されている効果は以下の5つです。
上記5つの効果が期待されています。1つずつ、解説していきます。
リラックス効果
CBDオイルには、心身をリラックスした状態に導く効果が期待されています。
CBDが脳内のセロトニン受容体( 5-HT1A)の働きを促進することで、脳の興奮を鎮静させ、心身をリラックスした状態に導きます。セロトニンとは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、リラックスには欠かせない物質です。
実際に、NIH(アメリカ国立衛生研究所)内の論文にはCBDがセロトニン受容体に働きかけるとの結論が示されています。
CBDが5-HT1A受容体を介した神経伝達を促進することにより、ストレスに対する急性の自律神経反応とそれに伴う感情の結果を減弱させることを示しています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
上記のように、CBDは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの受容体に働きかけることで、リラックス効果が期待されています。
不安の軽減
CBDには、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの不安障害にも効果があると期待されています。成分の有効性や安全性を調査するための「前臨床試験」では、CBDがPTSDなどの不安障害による不安行動を減少することが示されました。
前臨床試験において、CBDはPTSD、GAD、PD、OCD、SADなどの複数の疾患に関連する不安行動を軽減し、不安誘発作用がないことが明確に証明されています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
また、大麻の主成分であるTHCと異なり、不安を誘発しないことからも、CBDは不安の軽減に有効であると考えられています。
不眠の改善
CBDは不眠の改善に効果的であると考えられています。実際に、CBDを摂取したことで、不眠がかなり改善されたとの論文も存在します。
CBD単独または同量のTHCが不眠症の症状を緩和するのに有益であることを示唆しています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
筆者も、CBDを摂取することで睡眠の改善に効果があったと実感しています。満足な睡眠をとれない日々が続いていた状況でCBDを摂取したところ、しっかりと睡眠を取ることができました。
上記のように、CBDには不眠の改善効果が期待されています。
痛みの緩和
CBDには、鎮痛作用があるといわれています。実際に、NIH(アメリカ国立衛生研究所)で発表されている論文内には、鎮痛作用があるとの記載があります。
大麻の主要な非中毒性成分であり、セロトニン(5-HT)1A受容体と相互作用するカンナビジオール(CBD)は、鎮痛作用および抗不安作用を有することが臨床研究により示されています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)(本文を当サイトにて翻訳)
CBDの鎮痛効果はさまざまな症状に効果的であると考えられており、「関節痛」や「偏頭痛」、「生理痛」の緩和にも効果的であると期待されています。
抗酸化作用
CBDには抗酸化作用が期待されています。「抗酸化作用」とは、活性酸素から、身体を守る作用のことです。抗酸化作用によって、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを防ぐ効果があると言われています。
CBDには、ビタミンCやビタミンEよりも強力な抗酸化作用があるともいわれており、生活習慣病などの予防にも効果的であると期待されています。
以上が、CBDリキッドに期待される5つの効果です。
ここまでの解説で、「CBDオイルに効果があることは分かったけれど、本当に使って大丈夫?」と安全性に疑問を持つ方もいるはず。次の章では、CBDオイルの安全性を解説していきます。
CBDオイルは本当に使って大丈夫?|CBDオイルの安全性を解説
結論からいうとCBDオイルは「身体に大きな害を及ぼす危険性は少ない」ため、安全性が高いといえます。実際に「CBDには乱用や身体に害を及ぼす可能性は低い」と、WHO(世界保健機関)にも明記されています。
カンナビジオール(CBD)は乱用の可能性や害を及ぼすことはないようです。
引用:WHO(世界保健機関)(当サイトにて本文を翻訳・一部編集)
上記のように、CBDオイルの安全性は国際的に認められていると言えます。しかし、CBDオイルを摂取したことで、以下の副作用が起こることがあります。
上記5つの副作用が出る可能性があります。
どれも身体に大きな影響をおよぼすものではありません。ただし、初めてCBDオイルを摂取する方は、不快な副作用を経験しないために、少量から摂取することをおすすめします。万が一、身体に合わない場合はCBDオイルの摂取は控えましょう。
ここまでの解説で、「CBDオイルを使ってみたい」と考える人も多いはず。次の章では、CBDオイルを使う前に知っておきたい4つのポイントを解説していきます。
CBDオイルを使う前に知っておきたい3つのポイント
CBDオイルを使う前に知っておきたいポイントは以下の3つです。
1つずつ詳しく解説していきます。
効果・適量に個人差がある
CBDオイルを摂取したことで感じられる効果や、適量には個人差があります。
たとえば、CBDオイルを摂取したことで、作業に集中できるようになる人もいれば、眠気を感じる人もいます。また、少量のCBDオイルで効果を実感できる人もいれば、効果を感じられない人もいます。
同じ人でもCBDオイルの摂取量によって感じる効果に違いがある場合も。例えば、少量のCBDオイルを摂取した場合は作業に集中できるのに対し、多めにCBDオイルを摂取した場合は、眠気を感じるといったケースが挙げられます。
そのため、CBDオイルの効果・適量には個人差があることを理解し、自身の適量を見つけていくことが重要です。
薬との併用に気をつける
CBDは市販薬や処方薬と併用することで、相互作用が生まれ、副作用のリスクを高める場合があります。副作用のリスクを高めるだけでなく、薬の分解が遅くなり、薬の効果が強くなりすぎてしまう恐れもあります。
CBDは活性化合物のため、副作用の他にも、意図しない結果を引き起こす可能性があります。(中略)市薬品やハーブ薬、処方薬などと意図しない相互作用する可能性があり、予測困難です。一部の薬との併用は、深刻な問題になる可能性があるため、使用を変更するか、控える必要があります。
引用:Harvard Helath Publishing
日常的に薬を服用している場合は、CBDオイルを摂取しても良いか、医師や薬剤師に相談することを強くおすすめします。
摂取のタイミングと量に気をつける
CBDオイルをうまく生活に取り入れるためには、摂取のタイミングと摂取量に気をつける必要があります。なぜなら、摂取量とタイミングを誤ることで、望まない効果が出る可能性があるからです。
具体的には、運転前や会議の前など、集中が必要な場面です。CBDオイルを摂取することで眠気を感じる場合があるため、集中が必要な場面ではCBDオイルの摂取を控えるなど、工夫が必要です。
筆者は、少量のCBDオイルで眠くなることはありませんが、摂取量を増やすと眠気を感じることがあります。そこで、日中は少量のCBDオイルを摂取し、寝る前は多めに摂取しています。
上記のように、摂取のタイミングと量をコントロールして、CBDオイルの効果を最大限活用できるようにしましょう。
以上3つが、CBDオイルを使う前にしっておきたいポイントです。
次の章では、実際にCBDオイルを購入する時に、どう選べば良いのか、購入する時のポイントを解説していきます。
CBDオイルの選び方|重要な3つのポイントを解説
この章では、CBDオイルの選び方を解説していきます。CBDオイルを購入する時に重要なポイントは以下の3つです。
CBDオイル選びで重要なポイント1つ目は「CBDオイルの濃度」です。
CBDオイルには、CBD濃度が5%と濃度の低い製品から、CBD濃度が30%を超える製品までさまざまです。
CBDオイルの濃度による違いは、CBDオイルにどれだけCBDが含まれているかです。高濃度であるほど、多くのCBDが含まれており、値段も高くなっています。
よくある間違いに、「高濃度=効果が強い」というものがあります。CBDオイルの効果は、「CBDオイルの濃度」で決まるのではなく、「摂取したCBDの総量」で決まります。低濃度のオイルでも、自身の適量を摂取すれば、しっかりと効果を実感することができます。
ただし、多くのブランドでは、高濃度の製品の方が「コスパ」が良いことも事実です。そのため、毎日CBDオイルを摂取する方は高濃度のCBDオイルの方が「コスパ」良く、摂取を続けられます。
「CBDオイルを試しに買ったみたい」という方は、低濃度のオイルを購入してみましょう。CBDオイルを摂取し、「継続して使っていきたい」と考えた方は、高濃度のオイルに買い替えていくことがおすすめです。
CBDオイル選びで重要なポイント2つ目は「CBDオイルの原料」です。
CBDオイルの原料には、「ブロードスペクトラム」と「アイソレート」の2種類があります。
「ブロードスペクトラム」とはCBDの他に、麻に含まれる成分(CBNやCBG、テルペンなど)が一緒に含まれた原料です(違法成分のTHCを除く)。「アイソレート」はCBD以外、何も含まれていない原料です。
効果をしっかりと感じたい方には「ブロードスペクトラム」がおすすめです。なぜなら、麻に含まれる成分が相乗効果をもたらし、CBD単体(アイソレート)で摂取するよりも、高い治療効果を期待できる「アントラージュ効果」が生まれるからです。
そのため、アスリートの方など、摂取するものに気をつけている方は「アイソレート」製品を、しっかりとした効果を感じたい方は「ブロードスペクトラム」製品を購入することをおすすめします。
まれに見かける「フルスペクトラム」って何?
「フルスペクトラム」とは、日本国内で違法成分のTHCも含まれた原料です。そのため、日本国内でフルスペクトラム製品は「違法」です。
ただし、日本国内では、CBDオイルの表記に関する明確なルールがないため、本当は「ブロードスペクトラム」の製品を「フルスペクトラム」と販売しているケースがほとんどです。
「フルスペクトラム」と表記された製品を購入したい場合は、違法成分の「THC」が含まれていないことを確認してから購入すれば、問題ありません。
CBDオイル選びで重要なポイント3つ目は「CBDオイルの味」です。
CBDオイルには、独特な苦味のある製品が多い中で、CBDオイルの味が苦手な方向けにフレーバーのついたCBDオイルも販売されています。
「苦味が苦手で、CBDオイルを購入しようか迷っている」という方は、フレーバーのついた製品を試してみてみることをおすすめします。
具体的には、レモン風味やブルーベリー風味といった、フルーティーなフレーバーがあります。フレーバーによってCBDオイルの苦味が抑えられているため、初心者の方にも試しやすいオイルとなっています。
「味を確かめてから購入したい」と考えている方は、CBDショップに足を運んでみましょう。ショップによっては、無料でCBDオイルの味を試すことも可能。オイルの味を確かめ、お気に入りのオイルを購入することで「味が苦手で続かない」という失敗を避けられます。
以上3つが、CBDオイルを購入する時に重要なポイントです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に、記事のまとめを解説していきます。
CBDオイルには、以下5つの効果が期待されていることを解説しました。
CBDオイルは「身体に大きな害を及ぼす危険性は少ない」ため、安全性が高いことを解説しました。しかし、人によっては、以下の副作用が出る可能性があることを解説しました。
CBDオイルを使う前に知っておきたいポイントは以下の3つであると解説しました。
最後に、CBDオイルを選ぶ時に重要な3つのポイントを解説しました。CBDオイルを選ぶ時に重要なポイントは以下の3つです。
以上が記事のまとめです。
この記事が少しでも参考になったら、幸いです。
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