- CBDリキッドってキマるの?
- CBDリキッドの効果を知りたい
- CBDリキッドって吸っても大丈夫?
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
CBD製品の中でも、人気の高いCBDリキッド。CBDリキッドは蒸気を吸い込むことで、CBDを摂取する製品です。大麻の味を再現したフレーバーなど、さまざまなフレーバーの製品が販売されており、気分によってフレーバーを変えられるのが魅力の1つ。仕事の休憩で一息つきたいサラリーマンや、禁煙に挑戦している方など、さまざまな人から支持されている製品です。
しかし、CBDが「大麻」に含まれる成分であることから、「CBDリキッドを吸ったら、キマるのだろうか」と考えている人もいるはず。事実、販売されているCBDリキッドには「キマる」という謳い文句を掲げている製品も存在します。
結論から言うとCBDリキッドを吸っても「キマる」ことはありません。なぜなら、CBDには「キマる」といわれるような「陶酔作用」はないからです。陶酔作用とは、酔った感覚をもたらす作用のことで、いわゆる「ハイ」の状態をもたらす作用のことです。
また、CBDリキッドには「キマる」ような効果がありませんが、以下の5つの効果が期待されています。
この記事では、以下4つの内容をしっかりと理解することができます。
上記4つの内容をしっかりと理解できます。ぜひ参考にしてみてください。
では解説していきます。
CBDリキッドを吸ってもキマらない|CBDリキッドの効果を解説
「CBDリキッドは大麻由来って聞いたし、キマるんじゃないの?」と疑問に思う方も多いはず。
結論からいうと、CBDリキッドを吸っても「キマる」ことはありません。なぜなら、CBDには「キマる」と言われるような「陶酔作用」がないからです。「陶酔作用」がないことから、乱用や、身体に害を及ぼす可能性は低いといわれています。
カンナビジオール(CBD)は乱用の可能性や害を及ぼすことはないようです。
引用:WHO(世界保健機関)(当サイトにて本文を翻訳・一部編集)
さらに、CBDリキッドを吸ってもキマらないだけでなく、さまざまな健康メリットが期待されています。
CBDリキッドに期待されている効果は以下の6つです。
1つずつ解説していきます。
リラックス効果
CBDリキッドに期待されている効果1つ目は「リラックス効果」です。
CBDは、もともと私たちの身体に備わっている「エンドカンナビノイド・システム」に働きかけます。「エンドカンナビノイド・システム」とは、私たちの身体全体のホメオスタシス(恒常性)を保つために重要な機能です。
CBDがエンドカンナビノイド・システムに働きかけることで、リラックス効果をもたらすと考えられています。
実際にTwitterでは、CBDがリラックスに効果的であったとの声があります。
CBD吸って結構落ち着いた。
これ吸ってリラックスするとストレスで縮こまった筋肉が戻っていく不思議。
引用:Twitter
上記のように、CBDリキッドにはリラックス効果が期待されています。
不安の軽減・ストレスの緩和
CBDリキッドに期待されている効果2つ目は「不安の軽減・ストレスの緩和」です。
CBDには、抗不安作用があるといわれており、CBDリキッドを吸うことで、不安の軽減・ストレスの緩和に効果的であると期待されています。
実際に、NIH(アメリカ国立衛生研究所)に掲載されている論文内に、CBDが抗不安作用を有することが明記されています。
大麻の主要な非中毒性成分であり、セロトニン(5-HT)1A受容体と相互作用するカンナビジオール(CBD)は、鎮痛作用および抗不安作用を有することが臨床研究により示されています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)(本文を当サイトにて翻訳)
上記のように、CBDには抗不安作用があり、不安の軽減や、ストレスの緩和に効果が期待されています。
睡眠の改善
CBDリキッドに期待されている効果3つ目は「睡眠の改善」です。
現代社会では、多くの人が睡眠に悩みを抱えています。CBDには「睡眠の改善」に効果が期待されており、多くの人の睡眠を改善する可能性を秘めています。
「リラックス効果」の章で解説したように、CBDが体内に備わっているエンドカンナビノイド・システムに働きかけることで、睡眠の改善に効果があると考えられています。
また、CBDには「抗不安作用」「鎮静作用」があるため、不安感を和らげ、リラックスを促すことで、眠りの質を向上させていると考えられています。
筆者は、CBDを睡眠の補助目的で使用しています。考え事をしてしまい、なかなか寝付けないタイミングでCBDを摂取することで、スムーズに睡眠に入れることを実感しています。
上記のように、CBDには睡眠の改善効果が期待されています。
タバコなど依存症の改善
CBDリキッドに期待されている効果4つ目は「タバコなど依存症の改善」です。
CBDは、依存症の改善に効果的であるといわれています。NIH(アメリカ国立衛生研究所)に掲載されている論文では、CBDにはオピオイドやタバコ等の依存症に作用する可能性があると発表されています。
動物実験では、オピオイドや精神刺激剤の依存症に対するCBDの効果の可能性が示され、ヒトの研究では、CBDが大麻やタバコの依存症に有益な影響を与えるという予備的証拠が提示されました。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)(本文を当サイトにて翻訳)
また、禁煙を考えている人が、タバコを吸いたいと感じたタイミングでCBDを吸うことで、タバコを吸う量が40%減少したとの報告もあります。
筆者は、タバコをやめるためにCBDを利用しました。「タバコを吸いたい」と感じたタイミングで、CBDリキッドを吸うことで、吸いたい気持ちを落ちつけることができたと実感しています。
上記のように、CBDにはタバコなどによる依存症の改善に効果が期待されています。特に、CBDリキッドは「蒸気を吸う」というタバコに似た摂取方法であることから、タバコをやめようと考えている人に最もおすすめなCBD製品です。
痛みの軽減
CBDリキッドに期待されている効果5つ目は「痛みの軽減」です。
CBDには、鎮痛作用があるといわれており、実際に、NIH(アメリカ国立衛生研究所)で発表されている論文内に、鎮痛作用があるとの記載があります。
大麻の主要な非中毒性成分であり、セロトニン(5-HT)1A受容体と相互作用するカンナビジオール(CBD)は、鎮痛作用および抗不安作用を有することが臨床研究により示されています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)(本文を当サイトにて翻訳)
CBDの鎮痛効果はさまざまな症状に効果的であると考えられており、「関節痛」や「偏頭痛」、「生理痛」の緩和にも効果的であると期待されています。
特に、多くの女性が悩みを持つ「生理痛」に効果があったとのツイートも存在します。
CBD何だかんだに効くけれど生理痛緩和への恩恵がすごい
引用:Twitter
上記のように、CBDは痛みの軽減に効果的であるといわれています。
抗酸化作用
CBDリキッドに期待されている効果6つ目は「抗酸化作用」です。
「抗酸化作用」とは、活性酸素から、身体を守る作用のことです。抗酸化作用によって、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを防ぐ効果があると言われています。
CBDには、ビタミンCやビタミンEよりも強力な抗酸化作用があるともいわれており、生活習慣病などの予防にも効果的であると期待されています。
以上が、CBDリキッドに期待される6つの効果です。
ここまでの解説で、「CBDリキッドに色々な効果が期待されていることはわかったけど、本当に安全なのか心配」という方もいるはず。次の章では、CBDリキッドの安全性について解説していきます。
CBDリキッドは吸っても大丈夫?安全性を解説
結論からいうと「CBDリキッドを吸っても、身体に大きな害を及ぼす危険性は少ない」といえます。実際に「CBDには乱用や身体に害を及ぼす可能性は低い」と、WHO(世界保健機関)にも明記されています。
カンナビジオール(CBD)は乱用の可能性や害を及ぼすことはないようです。
引用:WHO(世界保健機関)(当サイトにて本文を翻訳・一部編集)
上記のように、CBDリキッドを吸っても、身体に大きな害を及ぼす可能性は低いです。
しかし、CBDを摂取したことで、以下5つの副作用が出る可能性があります。
上記5つの副作用が出る可能性があります。どれも、身体に大きな影響をおよぼすものではありません。しかしCBDリキッドを摂取したことで上記の副作用が出た場合は、自身の身体にCBDリキッドが合っていない可能性があるため、CBDリキッドの使用を中止することをおすすめします。
さらに、CBDリキッドの中には、希釈材として加熱すると発がん性のある物質が含まれている製品があります。希釈材の例として「プロピレン・グリコール(PG)」や「ポリエチレン・グリコール(PEG)」があります。PGやPEGが含まれているCBDリキッドを購入することは控えることをおすすめします。
この章では、CBDリキッドの安全性について、以下の3つを解説しました。
ここまで、CBDリキッドに期待される効果と、CBDリキッドの安全性について解説しました。
中には「CBDよりも大麻に近いものを知りたい」や「CBDよりも体感のある製品はないのだろうか」と考える方もいるはず。結論から言うと、CBDよりも体感を求める方には、CBNがおすすめです。次の章ではCBNがおすすめな理由を解説していきます。
CBDよりも体感を求める人には「CBN」もおすすめ
「CBDよりも体感のある製品はないのだろうか」と考えている方には、CBNがおすすめです。CBNがおすすめな理由は以下の2つです。
CBNがおすすめな理由1つ目は「CBNにはマイルドな精神作用があるから」です。
大麻には、陶酔作用のあるTHCという成分が含まれています。THCによって陶酔作用がもたらされ、いわゆる「ハイ」の状態になります。THCは陶酔作用があることで、強い体感をもたらしますが、日本国内では違法成分です。
CBNは、THCが熱・光・酸素の働きによって分解された成分です。CBNには、THCよりも効果は弱いものの(4分の1程度)、マイルドな精神作用があると言われています。なぜなら、THCと同じ受容体(CB1受容体)に作用するからです。CB1受容体に作用することで、精神作用がもたらされるといわれています。
実際に、海外の記事では、CBNがマイルドな精神作用を持つという意見があります。
CBNは、THCが弱くなったバージョンとして知られており、(中略)THCの25%程の効果を持ち、マイルドな化学物質です。CBDとは異なり、全く精神作用がないわけではありません。摂取量を増やすと、マイルドな精神作用をもたらします。
引用:WebMD(本文を当サイトにて翻訳)
上記のように、CBNはTHCが分解された成分であり、マイルドではあるものの、精神作用があります。CBDよりも体感を求める方は、CBNを試してみることをおすすめします。
CBNがおすすめな理由2つ目は「違法性・危険性の低いカンナビノイドだから」です。
CBNは、CBDやTHCと同じく大麻に含まれる「植物性カンナビノイド」です。CBDと同様に、CBNには、さまざまな効果が期待されています。
「植物性カンナビノイド」の他には「合成カンナビノイド」が存在します。「合成カンナビノイド」とは、化学合成によって作られた、THCに似た作用をもつカンナビノイドです。THCよりも効き目の強い成分もあり、危険ドラッグとして、規制されている合成カンナビノイドもあります。
例えば、HHCという成分が合成カンナビノイドにあたります。HHCも、THCに似た作用を体感できると言われ、ネットでは盛んに売買されていました。しかし、2022年3月に違法薬物に指定され、規制の対象になりました。
また、合成カンナビノイドの多くは、安全性について十分に検証されておらず、未知の成分であるといえます。
CBDよりも体感を求める方であれば、「より強い体感のある成分を試したい」と考えるのは当たり前のことです。しかし、規制される可能性、安全性に疑問が残る製品を試すことはおすすめできません。
対してCBNは、「植物性カンナビノイド」で、合成カンナビノイドのような危険性は少ないです。また、日本国内において大麻の成分で規制されているのは、THCのみで、CBNは合法です。自身の身を守るためにも、合成カンナビノイドを選ぶのではなく、CBNを選ぶことをおすすめします。
以上が、CBNがおすすめな2つの理由です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に、記事のまとめを解説していきます。
CBDリキッドを吸っても、「キマらない」ことを解説しました。また、CBDリキッドには以下6つの効果が期待されていることを解説しました。
CBDリキッドの安全性について、以下の3つを解説しました。
最後に、CBDよりも体感を求める人には「CBN」もおすすめであることを解説しました。
以上が記事のまとめです。
この記事が少しでも参考になったら幸いです。
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