- CBDって大麻じゃないの?
- CBDと大麻の違いが知りたい
- CBDが安全なら、試してみたい
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
日本国内で、CBD製品を取り扱う店舗が増えてきている今、CBDに興味を持つ人が増えています。同時に、CBDを使ってみたいものの、CBDが「大麻」から作られることを知り、「CBDって大麻なの?」「CBDと大麻って何が違うの?」と疑問に思う人もいるはず。
結論から言うと、CBDと大麻には以下3つの違いがあります。
上記のような違いがあります。CBDは大麻に含まれる成分であるものの、「CBD=大麻」ではありません。
この記事では、以下5つの内容を理解できます。
上記5つの内容をしっかりと理解できます。ぜひ参考にしてみてください。
では、解説していきます。
CBDは「大麻に含まれる成分の1つ」
結論から言うと、CBDは「大麻に含まれる成分の1つ」です。そのため、「CBD=大麻」ではなく、CBDと大麻は別物です。大麻には、CBDやTHCといったカンナビノイド、香り成分のテルペン、フラボノイドなど、数多くの成分が含まれています。数多く含まれている成分の1つに「CBD」という成分があります。
大麻とCBDの関係を例えるならば、「親と子」の関係です。「大麻」という植物が「親」、CBDという成分が「子」にあたります。「親」である大麻には、CBD以外にも、陶酔作用をもたらす「THC」や、注目の高まっている「CBN」や「CBG」といった多くの「子」が存在します。
上記のように、CBDは、大麻に含まれる成分の1つで、「CBD=大麻」ではなく、CBDと大麻は別物です。
CBDと大麻にはいくつかの違いがあります。次の章で、CBDと大麻の違いを解説していきます。
CBDと大麻、3つの違い
CBDと大麻の違いは、以下の3つです。
上記3つの違いがあります。1つずつ解説していきます。
CBDは「合法」、大麻は「違法」
CBDと大麻の違い1つ目は「CBDは『合法』、大麻は『違法』」です。
日本の「大麻取締法」によって、大麻は「違法」、CBDは「合法」となっています。
ご存知の通り、日本国内で大麻は「違法」です。「大麻取締法」によって、大麻の所持、栽培などが禁止されています。違反すると、罰則を受けることになります。
CBDは大麻に含まれる成分であるものの、合法です。CBDが合法な理由は、大麻取締法の「部位規制」にあります。
大麻取締法の「部位規制」とは、大麻草の「成熟した茎と種子」は「大麻」に該当しない。という規制です。以下の文章は「大麻取締法」の部位規制について書かれている箇所です。
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
引用:厚生労働省
上記のように、大麻草の成熟した茎と種子は「大麻」には該当せず、合法です。そのため、大麻草の成熟した茎と種子から抽出された「CBD」も「大麻」には該当せず、合法です。
また、CBDは成熟した茎と種子以外の部位からも抽出できますが、成熟した茎と種子から抽出されたCBDでない限り、「違法」です。
上記のように、CBDは「合法」、大麻は「違法」という違いがあります。両者の違いは、大麻取締法が大きく関わっていることを解説しました。
期待される効果の違い
CBDと大麻の違い2つ目は「期待される効果の違い」です。
CBDと大麻の効果で、大きく異なるポイントは、「陶酔作用」、つまり「ハイ」になる作用です。大麻を摂取することで、大麻に含まれるTHCという成分が陶酔作用をもたらし「ハイ」になります。一方、CBDに陶酔作用は無く、CBDを摂取しても「ハイ」になることはありません。
その他にも、大麻とCBDに期待される効果には以下のような違いがあります。
上記のように、大麻とCBDでは、期待される効果に違いがあります。
海外では、大麻・CBDともに医薬品として利用されている事例があります。
大麻の主成分であるTHCを利用した医薬品では、がん治療の化学療法による吐き気を抑制したり、化学療法やHIVによる食欲不振を改善する効果が期待されています。
一方、CBDを利用した医薬品では、CBDの抗けいれん作用に着目し、難治性てんかんの治療に用いられています。
上記のように大麻とCBDには「陶酔作用」という大きな違いがあります。その他にも期待されている効果に違いがあり、海外では、大麻・CBDともに医薬品として利用されている事例があることを解説しました。
副作用の違い
CBDと大麻の違い3つ目は、「副作用の違い」です。
CBDと大麻では、期待される効果に違いがあるように、起こりうる副作用も異なります。CBDと大麻、それぞれの副作用は以下の通りです。
上記のように、CBDと大麻では、起こりうる副作用に違いがあります。
ただし、大麻・CBDどちらの副作用も一時的な反応であり、身体に重篤な影響を及ぼすものではないと考えられています。
以上3つがCBDと大麻の違いです。
ここまで、CBDは合法かつ、さまざまな効果が期待されていることを解説しました。次の章では、CBDを摂取しても本当に大丈夫なのか、WHO(世界保健機構)の発表などを引用しながら解説していきます。
CBDは摂取しても大丈夫?|CBDの安全性を解説
結論からいうと、CBDは健康面・法律面ともに安全性が高く、摂取しても問題ありません。
健康面と法律面、それぞれの観点から解説していきます。
健康面について、WHO(世界保健機関)のホームページには、「CBDには乱用や身体に害を及ぼす可能性は低い」と明記されています。
カンナビジオール(CBD)は乱用の可能性や害を及ぼすことはないようです。
引用:WHO(世界保健機関)(当サイトにて本文を翻訳・一部編集)
上記のように、CBDの安全性は国際的に認められていると言えます。上の章で解説したような軽微な副作用が起こる可能性はありますが、身体に大きな影響を与えるものではありません。
続いて、法律面について解説していきます。
日本国内で販売されているCBD製品は、成分の分析や大麻取締法の「部位規制」に沿った製品であるか、チェックを受けてから販売されています。
つまり、日本国内で販売されているCBD製品は、日本のルールに沿った製品であるため、法的な安全性は高く、安心して利用できます。
ここまでの解説で、CBDは健康面・法律面ともに安全性が高く、摂取しても問題ないことを解説しました。CBDに期待されている効果に魅力を感じ、CBDを使ってみたいと考えている人もいるはず。次の章では、CBD初心者の方におすすめなCBD製品を3つ紹介していきます。
おすすめのCBD製品3選|製品選びのポイントも解説
CBDには、さまざまなタイプの製品があります。その中でも、おすすめのCBD製品は以下の3つです。
上記3つが当サイトのおすすめするCBD製品です。それぞれの製品の特徴を紹介するとともに、「どのブランド・製品を選んだら良いのか分からない」という方に向けて、製品を選ぶ時のポイントを解説していきます。
CBDオイル
おすすめのCBD製品1つ目は、「CBDオイル」です。CBDオイルがおすすめな理由は以下の2つです。
CBDオイルは、CBD製品の中で「定番中の定番」と言える製品です。そのため、CBDオイルを取り扱っている店舗も多く、手に入れやすい製品です。また、多くのブランドから販売されているため、自身の好みにあった製品を選びやすいことも魅力的です。
また、CBDオイルは、数あるCBD製品の中でも、非常に健康的な摂取方法です。CBDオイルは、基本的にCBDとキャリアオイル(CBDを溶かすためのオイル)で出来ているため、余計なものが含まれていません。CBDをできるだけ健康的な方法で摂取したい方には非常におすすめの製品です。
CBDオイルを選ぶ時のポイントは以下の5つです。
CBDオイルを選ぶときは、上記5つのポイントを参考にしてみてください。
次の章では、CBDエディブルについて解説していきます。
CBDエディブル
おすすめのCBD製品2つ目は「CBDエディブル」です。
CBDエディブルとは、CBDが含まれた食品のことです。グミやクッキー、蜂蜜など、さまざまなタイプの製品が販売されています。
CBDエディブルがおすすめな理由は以下の2つです
CBDエディブルは、グミや、クッキーなど、食品にCBDが混ぜられているため、美味しくCBDを摂取できます。CBDには、独特の風味があり、苦手な方がいることも事実。CBDエディブルであれば、普段食べているお菓子のようにCBDを摂取することができます。
「美味しくて、手が止まらなくなってしまった。」という声もあるほど、味にこだわった製品もあります。
また、他のCBD製品に比べ、手軽に摂取できることもおすすめです。CBDオイルのような摂取の面倒さや、次の章で紹介するCBDリキッドのように、摂取する場所を選ぶ必要もありません。いつでも、場所を選ばずにCBDを摂取できることは、非常に魅力的です。
CBDエディブルを選ぶポイントは以下の5つです。
CBDエディブルを選ぶときは、上記5つのポイントを参考にしてみてください。
次の章では、CBDリキッドについて解説していきます。
CBDリキッド
おすすめのCBD製品3つ目は「CBDリキッド」です。
CBDリキッドは、CBDを蒸気で吸い込み、摂取する方法です。大麻を再現したフレーバーなど、さまざまなフレーバーが用意されており、タバコの代わりに利用する人など、多くの方から人気を得ています。
CBDリキッドがおすすめな理由は以下の4つです。
CBDリキッドは、フレーバーの種類が豊富で、気分によって使い分けることが可能です。また、大麻のフレーバーを再現した製品も多いので、大麻のフレーバーを試してみたいと考えている方にもおすすめです。また、蒸気を吸い込むことでCBDを摂取するため、タバコの代わりとして使うことも可能です。
CBDリキッドは、数あるCBD製品の中で、CBDの吸収率が高いことが特徴です。また、他のCBD製品では、摂取してから効果が出るまでに、最短でも15分ほどかかるのに対し、摂取してすぐに効果を実感することができるのも、CBDリキッドの魅力的なポイントです。
CBDリキッドを選ぶポイントは以下の6つです
CBDリキッドを選ぶときは、上記6つのポイントを参考にしてみてください。
以上3つが、おすすめのCBD製品です。
ここまでの解説で、「CBDもいいけれど、大麻の効果に興味がある」「大麻の効果を味わってみたい」と考える人もいるはず。日本にいながら、少しでも大麻の効果を経験したい方は、「CBN」がおすすめです。次の章で、CBNについて解説していきます。
大麻に興味のある人は、合法成分の「CBN」がおすすめ
「大麻の効果を味わってみたい」と考えている人は「CBN」がおすすめです。CBNは大麻に含まれるカンナビノイドの1つ。陶酔作用をもたらす成分のTHCが熱や光によって分解された成分です。CBNがおすすめな理由は以下の2つです。
CBNがおすすめな理由1つ目は、「THCが分解された成分で、マイルドな精神作用があるから」です。
CBNは、大麻に含まれ、陶酔作用をもたらす成分「THC」が熱・光・酸素の働きによって分解された成分です。
CBNには、THCよりも効果は弱いものの(4分の1程度)、マイルドな精神作用があると言われています。また、THCと同じ受容体(CB1受容体)に作用することからも、マイルドな精神作用をもたらすと言われています。
実際に、海外の記事では、CBNがマイルドな精神作用を持つという意見があります。
CBNは、THCが弱くなったバージョンとして知られており、(中略)THCの25%程の効果を持ち、マイルドな化学物質です。CBDとは異なり、全く精神作用がないわけではありません。摂取量を増やすと、マイルドな精神作用をもたらします。
引用:WebMD(本文を当サイトにて翻訳)
筆者の体験では、CBNを摂取することで「1つのことに集中できる感覚」がありました。そのため、集中して物事に取り組みたいタイミングで使用しています。人によっては「ボーッとした感覚」になったと感じる人もいます。
大麻を吸ったような、強い精神作用はありませんが、大麻に興味のある人は、「初めの一歩」として試しておきたい成分です。
CBNがおすすめな理由2つ目は、「日本国内で『合法』かつ『安全』な成分だから」です。
CBNは、日本国内で「合法」な成分です。なぜなら、日本国内で、CBNの所持・使用は禁止されていないからです。そのため、日本国内でも手軽にCBNを使うことができます。
また、CBDと同じように、CBNを摂取したことで、身体に大きな影響を及ぼすことはありません。そのため、健康面でも安心して利用することができます。
実際に、CBDオイルにCBNが含まれていたり、CBDショップでもCBN製品を取り扱っています。多くのCBD専門店でCBNが取り扱われていることからも、CBNが「合法」かつ「安全」な成分であることが分かります。
上記のように、CBNは日本国内で「合法」かつ「安全」な成分です。日本国内で摂取できる成分の中で、少しでも大麻に似た作用を味わってみたい方は、CBNがおすすめです。
以上2つが、THCを試してみたい人に「CBN」がおすすめな理由です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に、記事のまとめを解説していきます。
CBDは「大麻に含まれる成分の1つ」であり、「CBD=大麻」ではなく、CBDと大麻は別物であると解説しました。大麻には、CBDやTHCといったカンナビノイド、香り成分のテルペン、フラボノイドなど、数多くの成分が含まれており、その成分の1つに「CBD」であると解説しました。
CBDと大麻には以下3つの違いがあることを解説しましたね。
また、CBDは健康面・法律面ともに安全性が高く、摂取しても問題ないことを解説しました。
CBD製品を使ってみたい方に、おすすめのCBD製品を紹介しました。当サイトおすすめのCBD製品は以下の3つでしたね。
最後に、CBDよりも大麻に興味がある方は、合法成分の「CBN」がおすすめであると解説しましたね。CBNがおすすめな理由は以下の2つでした。
以上が、記事のまとめです。
この記事が少しでも参考になったら、幸いです。
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